
ディズニーにとって、とても重要な要素である「音楽」。これは様々な偉大な作曲家たちによって作曲されてきました。
アメリカ発祥の「ディズニー」ですが、音楽を担当された方も、海外がほとんど。
しかし、東京ディズニーリゾートのパーク内の音楽の中には、日本人がかかわったものもあるのです。
今回は、その中の一人、「冨田勲」氏をご紹介いたします。
もくじ
冨田勲は東京ディズニーシーに楽曲提供した
東京ディズニーシーへ着いて、エントランスをくぐると大きな地球儀が目にとまります。その壮大さに心奪われることと思いますが、ちょっと耳を音楽に傾けてみてください。
海の情景が目に浮かぶような壮大な音楽が聞こえてきませんか?
この音楽、実はなんと日本人が作曲しているのです!
楽曲は2曲!
Aquasphere Plaza~Day
アクアスフィア・プラザ~デイは、日中日が昇っている間にかかっている音楽です。
壮大で、大きく波打つ海が目に浮かぶ一方で、わくわくする音楽で、イマジネーションへの航海へ出発するまえの気持ちをさらに高ぶらせてくれます。
Aquasphere Plaza~Night
アクアスフィア・プラザ~ナイトは、日が落ちて街頭に灯りが付き始めるころかかる音楽です。
夜の幻想的な海のイメージで、昼と対照的にロマンチックな雰囲気も感じられます。
帰りにこの音楽を聴くと、一日パークを楽しんで大満足な気持ちにさせられます。
この音楽はサラウンド!
サラウンドとは、人を取り囲むようにしてスピーカーを配置して、いろんな場所からいろんな音が聞こえてくるようにする技術のことを言います。
実はこの「冨田勲」氏は、”サラウンド”と”電子音楽”の第一人者でもあります。
例外なく、このBGMもサラウンドで制作されていて、右からホルンの音が聞こえたと思ったら、前方からトロンボーンの音が聞こえて、今度は左から別の楽器が。。といった感じで、空間が広く感じる演出が施されています。
もし興味があったら、スピーカーを見つけて近くで音を聞いてみてください。音が聞こえてきたり、メロディが聞こえなくなったりして、サラウンドであるとわかると思います!
冨田勲とその音楽
「冨田勲」氏は、”NHKの大河ドラマ”や”ジャングル大帝”の音楽などを手掛け、シンセサイザーを主に研究された作編曲家です。
商業音楽だけの作曲家!というわけではなく、音楽に対するまっすぐな探求心を持った、いわば「芸術作曲家」でありました。
1932年4月22日~2016年5月5日。
そう、彼は最近亡くなられているのです。生前、音楽界と商業に大きな影響を与えた作曲家でした。
初め、彼の音楽は認められなかった
これは、直接語られてたことですが、まず電子音楽を探求して、音楽を作ったのですが、日本では全く受け入れられなかったそうです。
ならば、海外で発表しようと輸出すると、瞬く間に「素晴らしい音楽である」と認められ、日本に逆輸入されたというエピソードもあったそうです。
それだけ、最新の音楽を探求し続けた音楽家だったのだと思います。
冨田勲は国立音楽大学へも講師にやってきた
筆者は「国立音楽大学」出身なのですが、ここに「冨田勲」氏が特別講義にやってきました。
できる限りのスピーカーを配置して、CDでは感じることのできない、彼の音楽を実際に聞かせていただきました。
ある人物が、「東京ディズニーシー」での仕事について質問すると、「スピーカーを隠してほしくなかったんだよね」と、こだわりを語ってらっしゃいました。探求されているからこそ、よりまっすぐ音を飛ばしたいと思われていたのだと思います。
活躍する日本の作曲家
さて、簡単ではございますが、第一回「東京ディズニーリゾートで作曲した日本人」をご紹介いたしましたが、まだ活躍されている方はいます!
なんだか、勇気をいただけますね。また、次回も投稿いたしますので、是非ご覧になっていただければ幸いです。
いかがでしたか?
もしよろしければ、次ディズニーで遊ぶ機会があったら、この知識を少し思い出していただいて、たまにはちょっぴり変わった目線でパークを楽しんでみてください♪