楽譜制作ソフトの王様「Finale」。
数ある楽譜制作ソフトを差し置いて、トップクラスのシェアを誇ります。
その理由は「充実した機能」!こだわれば、現代譜のような複雑な譜面を、出版譜のように美しく作ることができます。
でもこのソフト、プロフェッショナルユースだからこそ、高価。購入を迷われている方も多いはず。
そんな方におすすめな、無料で利用できるFinaleシリーズのFinale NotePadをここでご紹介いたします!
もくじ
Finaleとは
FinaleはMakeMusic社が発売する「楽譜制作ソフト」です。
音楽業界ではスタンダードとなっており、特に「楽譜出版社」や「音楽大学などの教育現場」などで利用されています。
その理由は、何と言ってもその機能の豊富さ。かけない楽譜は無いといっても過言ではないほど!
しかし、多機能だからこそそれを使いこなすまで、時間がかかります。
購入を検討していたとしても、そういった面や価格の面で悩まれる方もいらっしゃると思います。
そんな時にお勧めなのが、なんとこのFinale、無料版が存在しているんです!
こちらも是非チェックしてみてください。
無料版でも十分使える!
プロフェッショナルな印刷クオリティ
Finaleの持ち味といえば、やっぱりその「印刷クオリティ」。
このNotePadも、本家Finaleの印刷技術をそのまま受け継いでいます。
PDFなどに起こした際も、その美しさを保っていて、共有相手に信頼を与えることでしょう。
楽譜の再生も高品質!
Finaleは楽譜の音を確認するための「プレイバック機能」にも力を入れています。
HumanPlaybackという技術を開発し、人が演奏したときに起きる音楽の揺らぎを再現してくれます。
もちろん、DTMで楽曲制作をするような、完璧な演奏を再現するまでとはいきませんが、音符を置いただけで、それを自動でシュミレートしてくれる機能は大変心強いです。
また、音源の種類も128種類。これで無料!?と驚きます。
出版社が認める豊富な音楽記号
Finaleの音楽記号は大変クオリティが高く、フォームの美しさもさることながら、どれだけ拡大しようが、美しく表示してくれます。
有料版や本家Finaleとの違い
パート数の制限
本家Finaleは、パート数が無制限のため、フルオーケストラもへっちゃらにかけます。NotePadに関しては、パート数は5(有料版は8)に限られています。
「歌とピアノ」といったソロ楽譜を作る際は、こちらで十分!
作業のさらなる効率化となる機能
Finale NotePadは、マウスで基本的に操作する機能に制限されています。
というのも、楽譜制作ソフトは、外部キーボードなどにつなげて直観的に制作することができる機能が備わっています。
特に本家Finaleは、「高速ステップ入力」という独自の入力方法が開発されていて、これがとても使い勝手がいいのです。
でも、初めて使う場合は、まずは最低限の機能を使いこなすまで時間がかかると思うので、これでいいと思います。
複雑な楽譜を書くための機能
Finaleの醍醐味といえば、不可能を感じることなく楽譜を多彩に編集することができるという点です。
NotePadになると、これが制限されています。たとえば、曲の途中で「音部記号」や「拍子の変更」ができないようになっています。
変拍子がある楽曲を作りたいと思ったときに、限界を感じることと思います。その際は、一段階ソフトウェアをアップグレードしましょう。
更に気になる方はこちら
以下のページにて、シリーズの特徴がまとめられています。さらに気になる方は、チェックしてみてください。
注意点とおすすめ情報
NotePadの注意点
このソフトウェアは、「Windows専用ソフトウェア」です。また、Finaleファミリーに関しては、Finale26のみ、Macパソコンににも対応しています。
おすすめ情報
色々と制限のあるNotePadですが、こちらもし有料版へアップグレードしたら、そのあとも、Finaleファミリーへのアップグレードが、特別価格にて行えるプランが毎回発表されています。
さあ、はじめよう!
出版譜のような楽譜がつくりたい。でもFinaleの豊富な機能を使いこなす自信がない。と思った方は、是非別のFinaleファミリーの導入を検討してみてください。
機能を絞ったからこそ、隅々まで機能を知ることができて、ステップアップにもつながります。
もちろん、もう決心された方は、ドン!とFinale最新版を導入して、じっくり勉強するのもよし。
ご自身に合った方法で、最高の楽譜制作ソフトを導入してみてください♪