歌が上手くなりたい!一度でもこう思ったことがある方は多いと思います。
「歌が好きだから」という理由だけでなく、
「仕事の付き合いでカラオケに行くことが多い」「友達を驚かせたい」「趣味を増やしたい」
などなど理由は人それぞれだと思います。
でも、歌のレッスンに通うほどではないし、お金もないし…
と思っているあなた!
お家で誰でも簡単に出来る、歌の上達方法があるのです!
レッスンに通うのはお金がかかってしまいますが、これは0円!ぜひぜひ試してみてください。
もくじ
アーティストの歌唱動画を観よう!
皆さんは音楽を聞くとき
イヤホンから流れる音声のみで音楽を聞いていませんか?
これ、実は少しもったいない!
私のおすすめは5回に一回でも良いので
アーティストさんの歌唱動画を見ること!
なぜならプロの歌唱動画には歌上達のヒントがたくさん詰まっているからです。
私はレッスンのときもYouTubeなどを活用して生徒さんに動画を見てもらいます。
すると面白いことに、難しい曲であればあるほど動画を見た後の確実な変化が見られます。
では詳しくご紹介していきましょう!
音声だけではわからない、口の開け方に注目する
まず、注目して頂きたいのは「口の開け方」
これ、音声だけだとわかりません。
まず前提として
口の開け方は歌の音色を決めるとっても重要なポイントです。
もしあなたが憧れているアーティストがいたら是非その人の口の開け方をマネしてください。
これだけで音色を少し近づけることが出来ます。
具体的なチェックポイント4つ
具体的にチェックして頂きたいポイントはこの4つ👇
1.全体的な口の形
2.口角の上り具合
3.頬骨がどれくらい浮き出ているか
4.サビや高音(高い音)などの難しい箇所は口の開け方がどう変わるか
1.全体的な口の形
そのまんまです!唇がどんな形になっているでしょう?口全体をしっかり見てみてください。
2.口角の上り具合
口の端っこの口角がどれくらい上がっているでしょう?
基本的に少し上がった状態になっているのをチェックしてみてください!
3.頬骨がどれくらい浮き出ているか
2の口角が上がれば上がるほど頬骨はくっきり浮き出てきます。
サビや高音など一番の聞かせどころで頬骨がくっきりと浮き出てくる(場合が多い)ことをチェックしてみてください!
4.サビや高音などの難しい箇所は口の開け方がどう変わるか
曲の歌いだしに比べ、一番の聞かせどころは口の開け方に大きな変化がみられる場合が多いです。
例えばサビや高音など。どう変わるか、チェックしてみましょう。
口の開け方だったら誰でも真似できる
上で紹介した点に気を付けて動画を見ると、
日常会話と歌唱のときの口はかなり違うことがわかると思います。
そんなの当たり前だよ!と思うかもしれませんが、初心者の場合ほとんどが
歌うときの正しい口の開け方がわかっていないのです。
・開けていると思ってても実際は全然口の開きが足りない方
・もしくは、大きく開ければいいと思って口を開けすぎてしまう方
大体大きく分けてこのどちらかになっています。
ですので歌唱動画を見て、正しい口の開け方を学んでほしいのです!
歌はピアノやヴァイオリンなどと違い、体が楽器となります。
体の内部は目に見えないので、腹式呼吸や喉を閉めないなどのコントロールは非常に難しい!!
ですが「口の開け方を気を付ける」ことは誰にでも出来ます!!!
しかも目で正しいか確認することが出来ます!!!
これが私がまず「口」に注目して頂きたい一番の理由です。
もちろん、口が正しく開けられたらすぐ歌が上手くなるかというと残念ながらそうではありません。
ですが前にも述べたように、
口の開け方は歌の音色を決める、とっても重要なポイントです。
知っておいて絶対に損はないのです。
いざ実践!
チェックポイントと口の重要性がわかったら実践してみましょう!
詳しいやりかた
①まず鏡を用意します。
動画をひとつチョイスしましょう。
⚠見た目がかっこいい、かわいいではなく 歌が上手い!と思う歌手を選びましょう
(私だったらミーシャさんやSuperflyさん)
②4つのチェックポイントに気を付けて、
鏡の前で動画の歌手と同じ口の形をしてみてください!
③最初からガンガン歌うのではなく、
まずは同じ口の形になっているかじっくりチェックします。
④チェックが終わったら実際にワンフレーズ歌ってみましょう!(まずはあまり難しくない箇所を選ぶと◎)
⚠歌ってるうちに口の形が自己流にならないように!
⑤なんとなくわかってきたら、他の歌手でも同じことをする。
⑥次のカラオケで取り入れてみてください!
〇上手くいけば声がよく通るようになり、高い音も出しやすくなります!
〇マイクを通した方が効果がわかりやすいので、仕上げはカラオケに行くことをおすすめします!
1.全体的な口の形
2.口角の上り具合
3.頬骨がどれくらい浮き出ているか
4.サビや高音(高い音)などの難しい箇所は口の開け方がどう変わるか
参考動画のご紹介
最後に、ご紹介した4つのチェックポイントが比較的わかりやすい動画をご紹介したいと思います!
動画を選ぶ際、ミュージックビデオやプロモーションビデオではなく、
テレビやライブで実際に歌っている動画にしましょう!このような動画が発声的な面を確認するには最もわかりやすいからです。
2つ目のLiSAさんは横からのアングルなので口全体は少し見えづらいのですが、
口角と頬骨の上り具合、口の開け具合はとてもわかりやすいです!
是非ご参照ください♬
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました!
今回は「口の開け方」にフォーカスして記事を書きました。
ちょっと思い出してほしいのですが、
音楽の授業で歌ってると「もっと口開けて!」と言われたこと、ありませんか?
でも具体的にどうやって開けたらいいのかはあまり教えてもらえません。
基本的に日本語をしゃべるときの口の使い方は、歌にはあまり適さないと言われています。
なぜなら日本語ってあまり口を動かさなくても発音できる、かなり省エネの?言語だからです。
だから歌うときには、
私たちに染みついている口の開け方を色々変える必要があるのです!
そんなときにお手本になるのが、プロの歌唱動画!そして今日ご紹介した4つのチェックポイント!
となれば嬉しいなと思っております。(笑)
是非楽しみながらトライしてみてください♪
お読みいただきありがとうございました。