作曲がしたい。そう思い描いても、何から始めればいいのでしょうか。
iTunesで配信されているように、音源を作りたい。自分のバンドのために、楽譜を書きたい。なんでもいいから、まずは音で遊びたい。そんなふうに思い立っても、何を準備したらいいかわからず、第一歩が踏み出せないこともあるかもしれません。
一番おすすめなのは、難しいことはまずおいておいて、まずは曲作りに最適な機材をまずひとつ購入して、いじって遊んでみることで、音楽制作の第一歩を踏み出してみましょう。その先に、わからに事もまた出てきて、調べていくことで、作曲家として前へ進むことができるはずです。
インターネットが豊かになった時代だからこそ、情報が多すぎて、混乱してしまうこともあるかと思います。 そこで、ここではおおきく2つの目的に絞って、機材を選定してみることを目指します。ご自身の状況に合わせて、以下の2パターンのどちらに当てはまるか、考えてみてください。そしてまずは、そちらの道具を使いこなせるよう、頑張ってみましょう。
作曲に必要な機材2パターン
PCだけで作曲をしたいなら「DTMソフト」
PC一つで作曲がしたい場合は、これ!
DTM(デスクトップミュージック)といわれる、コンピュータ上で作曲を完結することができる制作方法で、そのスピード感と手軽さから、今の音楽業界ではかなり広がってきています。
録音をメインとするアーティストになりたいと願う方でも、まずはPCで自身の音楽の世界を表現して、聞いてもらって、少しずつ評価してもらう道も固いと思いますので、こちらを検討してみてはいかがでしょうか。
ソフトウェアとしては、さらに絞ってDAWソフトといわれる、「Cubase」や「Logic」といったソフトウエアが有名です。
DTMで音楽を始める!と決めた方はこちらを続けてごらんください。
また、DAWについてまず詳しく学びたいという方は、こちらもチェックください。
演奏をしてもらいたいなら「楽譜作成ソフト」
コンサートやライブで、演奏してもらうならこれ!
自身が所属するバンドに向けて作曲をしたり、コンサートで誰かに演奏してもらったりしたい場合は、「楽譜制作ソフト」を導入しましょう。
ソフトウェアとしては、「Finale」や「Sibelius」などが代表的です。また、他にもたくさんのソフトウェアもあり、よりお値段など導入のハードルが低かったりするものも存在するので、是非こちらでチェックしてみてください。
楽譜制作には、音楽の理論が必須になります。「楽典」や「和声」などの教材を購入して、勉強したり、先生に楽譜について学ぶようにしましょう。また、ギター等のバンド系の楽譜を作成する場合は、「和声」よりも「コード」の知識が必要になります。まずは書籍などを探してみましょう。
また、書きたいジャンルによっても、若干ソフトウェアに得意不得意があります。気になる方は、以下をぜひチェックしてみてください。
心の準備ができたら、楽譜制作ソフトで作曲をしてみましょう!以下の記事へ進んでみてください。
まずは自身のスタイルに合った方向を。
まずは、上記のパターンに分けて、自身に合った方向から制作を楽しんでみてください。段々と勉強を進めていくと、いずれもう片方のソフトも使いたくなってくるはずです。その際は、ステップをまた一段上がって、新しい機材の勉強を始めてみましょう。
これからの時代、できる限り一人で音楽を作る能力が求められ、重宝されています。もちろん、自身のバリューを高めていけば、いずれ規模が大きくなっていくはずです。まずは、機材一つを隅々まで理解しきってみてください。そして、それだけでは満足しきれなくなったら、新しい機材に手を出してみましょう。
少しずつ知識を増やして、臨機応変に活躍できる売れっ子音楽家になれますように。