世界には、たくさんの面白楽器があるのです♪
今回は、「ピアノロール」を利用した楽器で、面白い楽器たちをご紹介いたします!
技術が発達して、様々な楽器の音が簡単に再現できるようになった昨今ですが、そんなことができなかった時代、こんなに魅力的でユニークで、素敵な音色を奏でる楽器がありました♪
もくじ
まさに過去の電子オルガン! オーケストリオン(Orchestrion )
オーケストリオンは、オルガンの音をメインに、打楽器やバンドネオンなど、様々な楽器の演奏を自動で行う「自動演奏装置」です。
似た仕組みのものに、「ロールピアノ」というものが1900年代から出回り始めました。これはその進化系と言えます。
19世紀後半に普及し、流行ったのは、1920年代で、特にドイツでジャズを演奏するという目的のためによく利用されたといいます。
100年も前、できることが限られているのに、本当に多彩な音が鳴り響き、演奏も人の表現がそのまま乗り移ったかのような音楽が楽しめます。
ピアノロールで演奏を再現!
この時代、まだ「レコードプレイヤー」など、音を記録する技術が発見されておらず、「自動演奏装置」の開発が盛んにおこなわれていました。
前身は「オルゴール」。その記録方法をもとに、「ピアノロール」という演奏記録装置を開発し、この「オーケストリオン」も、それが利用されています。
ファイナルファンタジーシリーズに登場したことも!
筆者はプレイしたことないのですが、なななんと、ファイナルファンタジー14にて「オーケストリオン」が家具の一つとして登場していたそうです。
もしプレイしていたら、「実在しない、ファンタジーの世界の家具」だと考えていたと思います。
これ、実在していたんです!
映像を見てみよう♪
オーケストリオンは様々なメーカーから多くの多彩な機種がリリースされました。
その中の一つを映像でご紹介している動画がありますので、ご紹介いたします!
- 名称:Phillips Pianella Paganini
- 国:ドイツ
- 製造:J.D. Philipps & Sons Bockenheim(1921年)
- 楽器数:奏者15人相当分
- 収録楽曲:最大10種類を収録可能
- 演奏可能時間:2時間連続再生可能
無限にある面白楽器♪
とても魅力的な演奏装置ですよね♪お気に召しましたら、あなたのご自宅にも一台いかがでしょうか~笑
いかがでしたでしょうか?世界にはまだまだ、面白楽器がたくさんあります!
また見つけたらご紹介いたしますので、楽しみにお待ちください♪